第五章 車速変更と車線変更

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車線変更と車線変更に必要な車速変更について解説します。

右左折のために車線変更が必要な場合は、同乗者から前もって声がかかります。運転手が前方に障害物(路上駐車の車など)を発見したら、同乗者に声をかけて指示を待ちます。

その来るべき車線変更に備え、その必要がないときに車速の変更をする練習をしておきましょう。安全に、また確実に車線変更や合流を行うためのキーワードは、周囲の車両との速度差です。この速度差を体感することは今後のために非常に役に立ちます。
練習は、前方に注意して、車間距離を詰めたり広げたりします。これを繰り返してください。車間距離を詰めたり広げたりするためには、前方車のスピードを基準に、そのスピードより自車のスピードを上げたり下げたりします。車間距離の感覚と、実際に速度差をつける実技は非常に重要です。車線変更の必要がない今のうちにどんどん練習してしまいましょう。後方からのプレッシャーを気にすることはありません。車間距離を広げすぎると割り込まれるので避ける、とよくいわれますが、ここでは貴重な割り込まれの練習だと思い、快く割り込まれましょう。これらはすべて車両感覚、速度感覚の貴重な経験となるので、どんどんウェルカム、逆に誘い込んでしまうくらいでいきましょう。

同乗者の指示があったらいよいよ、車線変更です。障害物による車線変更と、経路のための車線変更とがあります。

路上駐車やバス、右折待ち車などの障害物を発見したら、同乗者に声をかけてください。停止して待つ場合と、車線のはみ出しですむので車線変更は不要な場合と、車線変更が必要な場合とがあります。同乗者の指示を待ちましょう。

右側への車線変更が行う場面では、あなたはまず目視による右側面、サイドミラーによる右後方を確認し、その情報を同乗者に伝えます。右側の情報は、あなたしか確認できないので、がんばりましょう。同乗者から^OK^サインが出たら、自信をもって車線変更しましょう。あるいは車線変更できると確認・判断できたら、同乗者に「車線変更する」と宣言します。そこで同乗者の返事がが^OK^だったら自信をもって車線変更しましょう。ここでの最優先事項は、前方の車に接触・追突しないことです。後方については気にする必要はありません。

左側への車線変更が必要になったら、サイドミラーの左後方の情報を伝えます。左側面は同乗者が確認してくれます。同乗者の^OK^サインが出たら自信をもって車線変更しましょう。その他は右側の場合と同様です。

同乗者から突然「今だ」と言われた場合は、右側への車線変更の場合は一度目視による右側方を確認した後に、左側の車線変更の場合は同乗者を信じ、自信をもって車線変更しましょう。

ここで同乗者が「加速して」「減速して」、あるいはその他の指示があったら、慌てずに、できる範囲で従いましょう。同乗者から中止の声がかかったら、慌てずに元の車線に戻りましょう。突然の指示の場合、緊急度が同乗者には判断できないので、その場合はまず行動することです。理由や疑問などの質問は後回しにしましょう。

【同乗者の心得】



常に前方に気を使ってください。

道路上、経路上の理由で車線変更が必要な場合は、早めに指示をしてください。

車線変更できなさそうなときはそのまま進行することも視野に入れ、そうなった場合も慌てないように指示してあげてください。

速度変更の練習は重要なので、出来る限り繰り返し練習をするようにアドバイスをしてあげて下さい。

カーナビの指示を伝えことは同乗者の役割です。左サイドはもちろん前方の確認も同乗者の役割です。

運転手のレベルに合わせて、可能なら車線変更時には速度の調整も指示してください。確実なパターンは、割り込もうとする車より速いスピードで割り込むことです。次に確実なのが、割り込む車より速いスピードから、減速しながら割り込むことです。その次は加速しながらの割り込み、最悪なのが減速しながら割り込む車より遅いスピードでの割り込みです。その場その場で最適なやり方を決断・指示してください。失敗しそうな場合は慌てずに元の車線にいるまま中止するか、あるいは停止することを指示してあげてください。右左折のための車線変更に失敗した場合でも慌てずやり過ごして経路を変えましょう。

運転手は、指示に対する緊急度は理解できません。なるべく緊急度が伝わるような、また疑問の余地のない指示方法を心がけてください。


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